喘息(アレルギー)を予防するための寝具のお手入れ法

体のお悩みについて
喘息(アレルギー)を予防するための寝具のお手入れ法

喘息(アレルギー)を予防するために知っておきたい寝具のお手入れ法

わたし自身が子供のころ喘息で悩んでいました。

喘息(気管支喘息)は、子供だけでなく、大人にも起こります。「ぜーぜー」「ヒューヒュー」と息苦しいあの発作は私自身も小児ぜんそくの経験があり、疲れてきたり、季節の変わり目になると、未だ症状がでます。

寝具店の息子として生まれた私にとっては、綿ふとんのほこりは何とも耐え難いものでありました。そんな経験から、今私が考えられる喘息(アレルギー)でお悩みの方にお伝えできる良い方法をご紹介したいと思います。

喘息(アレルギー)と寝具の関係について

喘息は、アレルギー疾患です。つまりアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)に触れたりすると症状が現れます。

代表的なアレルゲンは、「ホコリ」「ダニ」「ハウスダスト」「ペットの毛」などがあります。スリープマスターとしてこの辺の知識を学んだことをベースにご紹介します。

布団の手入れについて

喘息予防としてまず挙げられる原因として「布団」があります。夜間に発作が起きやすいのも、ふとんであることが多いようです。

布団の湿気を逃がすこと

ダニは湿気の多い場所を好むと言います。晴れた日はできるだけ布団を干すことがおススメ。

ただし、ふとんをたたいてはダメ!

ふとんクリーナーを使う

日干しをして室内に取り込んだら、ふとんの両面をふとんクリーナーで吸う。一般的には1㎡あたり20秒以上かけて掃除機をかけると効果的だそうですね。

これらは、一般的な話で、これからは私個人的な見解。

「そんなマメに布団干しはできない」「冬は天気が悪く布団が干せない」「そんなゆっくりふとんクリーナーかけられない」と私は思っています。そもそも天日干しでダニは死にません。それよりはふとん乾燥機を使って、温度を高めにして使用し、ついでに湿気を逃がしてくれるので、その方がずっと「時短」だと思います。
喘息(アレルギー)の方の効果的な布団の手入れの結論としては、
1.ふとん乾燥機を使用する
★メリット①
布団を外に出したり、取り込んだりする時間が不要。
★メリット②
ダニは50℃以上の熱に弱いため、天日干しよりも温度があげられるから効果的。
★メリット③
湿気をしっかり発散できること。
 
■デメリット①
布団乾燥機を用意しなければならない。
 
2.丸ごと水洗いをする

これは、洗える布団かどうかをチェックする必要がありますが

(詳細はのちほど説明します。)

水洗いが喘息対策には最も効果的だと思っています。

★メリット①

アレルゲンは99%除去できる

★メリット②

布団専門の丸洗いは洗浄後、しっかりとした乾燥をするのでふっくら感が戻る。

■デメリット①

丸洗いの費用がかかる

■デメリット②

丸洗いの間、ふとんが使えなくなる。

このように「ふとんの丸洗い」にはメリット・デメリットありますが、最も喘息予防には効果的だと思いますので、ぜひやってみてください。

ただし、コインランドリーは推奨はしません。ふとん自体の性能を著しく落とすことがありますので注意してください。

・・・・・丸洗いの目安・・・・・

【掛けふとんの場合】

症状が重い場合は半年から1年に一度。そうでなければ、2~3年に一度で良いかと思います。私自身羽毛ふとんを使用していますが、3~5年に一度丸洗いをしています。

ふとんにはカバーをして使用している人がほとんどだと思いますので、そのカバーをできれば3~5日に一度替えると良いでしょう。

【敷ふとんやベッドマットレスの場合】

洗いに出してしまうと、寝れなくなってしまうので、シーツをできれば毎日洗うことがベスト。

当店では、寝具の丸洗いや除菌などのサービスも展開しております。

詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

西川のキレイなふとんについてはこちら