朝、あごが疲れている、首や肩が疲れている。その原因は【歯ぎしり】かもしれません。
2019年4月11日 ブログ歯ぎしりの原因と考えられる3つの要素
『歯ぎしり』の原因は明確に分かっていない中、今最も原因として考えられるのが【ストレス】と言われています。
人間は強いストレスを感じると【交感神経】が高ぶり、震えたり、力が入ったりします。歯ぎしりもこうしたストレスによるものと考えられるそうです。
ストレス社会と言われる時代ですから、歯ぎしりは誰しも起こりうる症状なのかもしれませんね。
歯ぎしりは、浅い睡眠の時に起こることが分かっています。人は【ノンレム睡眠(深い睡眠)】と【レム睡眠(浅い睡眠)】が交互に繰り返しています。
アルコールや喫煙は、睡眠を浅くする原因。夜はお酒を飲まないと眠れないという方もいますが、アルコールにより気分が良くなり寝つきは良くなるかもしれませんが、睡眠全体を考えると睡眠の質は低下します。寝つきが良くても途中で目が覚めやすくなったり、トイレで目が覚めたりします。
「逆流性食道炎」という病気をご存知ですか?この病は強い酸性の胃液が食堂へ逆流し食堂が炎症する症状。「胸やけ」「胸の痛み」などの症状が現れます。
口の中が胃酸で酸性に傾くので、唾液を分泌して元の中性に戻そうとします。この唾液を分泌するために歯ぎしりを起こしてしまうのです。
このように歯ぎしりに心当たりのある人は、睡眠の質が低下しているとも考えられます。
歯ぎしりが原因で起こる不快な症状
歯ぎしりを減らすために
最もポピュラーな方法は、マウスピースかと思いますが、冒頭にも述べましたが、最も有効なのは『ストレスを解消』すること。
このストレスを上手に解消できないと、知らず知らずのうちに溜ってしまいます。
次は、普段の生活の中でストレスを解消させ、歯ぎしりを治す方法を詳しく紹介いたします。
光を上手く使って、体内時計を整える
必ず、毎朝太陽を浴びましょう。
毎朝しっかりと太陽光を浴びることで、脳内ホルモンである『セロトニン』を分泌されます。このセロトニンは情緒安定、幸福感を感じられる作用があり、ストレスを減らす効果もあると言われています。
※うつ病の人はセロトニンが極端に少ないということでも知られています。
また、セロトニンには、
といった作用があります。
『セロトニン』は睡眠ホルモンと呼ばれる『メラトニン』の原料にもなるもので、良い睡眠のためには2つセットで覚えておいて欲しいキーワードです。
セロトニンは、夜暗くなるとメラトニンに変わり、眠気がやってきます。また、メラトニンは「活性酸素」を除去する働きもあり、アンチエイリアシングホルモンとも呼ばれています。
セロトニンを増やす3つの方法
つまり、「朝起きたら、近所をウォーキングしながら、太陽の光を浴びる」という習慣は睡眠にも、ストレスにも最良の生活習慣だと言えます。
新潟に住んでいると冬はカーテンを開けても太陽が顔を出さない日が多いですよね。でも、カーテンを開けることはとても大切なんです。
家庭の室内環境で、照度が1000ルクスを超えることは、ほぼなく。明るいなと感じるコンビニやデパートでも1300ルクス程度と言われています。
曇り空でも、太陽光のチカラはすごく、曇りの日でも5000~10000ルクスあると言われ、晴天の日は100000万ルクスにも達します。
スマホは寝る1時間前でやめる
最近は、スマホを目覚まし時計の代わりにする方も多いので、どうしてもスマホを見ながら寝るという習慣が一般的になりつつあります。
ですが、スマホから発せられるブルーライトは脳が活性化してしまうので、ふとんの中でスマホを眺めながら寝ている人は注意が必要です。
リラックスできる寝具を選ぼう
枕が合わなくて寝付けない、仰向けで寝てると腰が痛い、横向きで寝ていると腕や肩が痛い。
など、寝具に関して何かしらの不満を持っている方は、一度枕やマットレス・敷きふとんを見直すことも大切です。
また、手足が冷たい、冷え性の方は深部体温が下がりずらく、寝つきが悪くなります。保温力のある寝具に見なすことも必要かもしれません。
リラックスできる「枕」「マットレス」
先日も、寝ていて「歯を食いしばっている」と自覚されているお客様がいらっしゃいました。これでは、とてもリラックスしているとはいえません。もちろん、歯ぎしりもしていて眠りの質があまりよくないことも理解されていました。
先ほどご紹介した「朝起きて太陽光を浴びる」「運動」など生活習慣から変えていくことと同様に、今お使いの寝具(特に枕やマットレス)を見直すことも重要になってきます。
合わない枕は、やはり歯ぎしりの原因にもなりかねませんし、睡眠の質も低下します。
わたきゅうのオーダー枕のメリットとは?
マットレスを変えて眠りが変わったお客様の声
枕と同様にマットレスや敷きふとん選びもとても大切。
なぜなら、横たわった時にいかに負担を掛けない姿勢で寝れるかどうかが睡眠の質を決めます。それは枕だけではなく、マットレスや敷きふとんだけでもなく、その両方が合わさってつくられるものだからです。
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