「寝だめ」で疲れは取れない?
2025年6月1日 ブログ
― 週末の“社会的時差ボケ”が月曜をつらくする理由
【この記事でわかること】
- なぜ「寝だめ」をしても疲れが取れないのか
- 「社会的時差ボケ」とは何か
- 睡眠リズムを整えるための具体的な習慣
- 睡眠の質を上げるために見直すべき寝具環境
【目次】
- 休日に「寝だめ」しているあなたへ ― 実は逆効果かも?
- 寝だめで起きる「社会的時差ボケ」とは?
- なぜ「寝だめ」で疲れが取れないのか?
- 睡眠リズムを整えるための3つの習慣
- それでも眠りが浅いときは「寝具の見直し」を
- 当店の快眠サポート ― ねむりの相談所 へ
1. 休日に「寝だめ」しているあなたへ ― 実は逆効果かも?

「平日は忙しいから、週末に寝だめして取り返そう」
多くの人が一度は考えたことのある習慣ですが、寝だめはかえって体調を崩す原因になることをご存じですか?
実は、“休日の寝坊”が引き起こすのは、**社会的時差ボケ(ソーシャル・ジェットラグ)**とも呼ばれる現象。
このリズムのズレが、月曜日のだるさや、生活リズムの乱れに直結しているのです。
2. 寝だめで起きる「社会的時差ボケ」とは?
人間の体内時計(サーカディアンリズム)は、毎日ほぼ一定のリズムで動いています。
ところが、土日に起床時間が2時間以上ずれると、時差ボケのような状態になり、脳も体も混乱してしまいます。
この“社会的時差ボケ”が続くと、
- 月曜の朝がつらい
- 日曜夜に寝つけない
- 平日もなんとなく疲れが残る
といった悪循環を引き起こします。
3. なぜ「寝だめ」で疲れが取れないのか?
睡眠には「時間」と「質」の両方が重要です。
たとえ10時間寝ても、睡眠の質が悪ければ疲れは取れません。
また、睡眠には90分周期(レム・ノンレム)のサイクルがありますが、寝だめでこのリズムを乱すと、
- 深い眠りに入りにくい
- 目覚めが悪い
- 1日中ぼんやりする
という状態になりがちです。
4. 睡眠リズムを整えるための3つの習慣
「寝だめ」よりも効果的なのは、日々の睡眠リズムを整えることです。具体的には:
- 毎日同じ時間に起床する(休日も)
- 朝起きたら日光を浴びる
- 夜はぬるめの湯船にゆっくり入る
このような習慣を続けることで、体内時計が整い、深い眠りとすっきりした目覚めが得られやすくなります。
5. それでも眠りが浅いときは「寝具の見直し」を
生活習慣を見直しても、夜中に目が覚めたり、朝起きたときに疲れが残るようなら、寝具環境に原因があるかもしれません。
特に、次のような方は注意が必要です:
- 枕が高すぎ・低すぎる
- マットレスが硬すぎ・柔らかすぎる
- 起きたとき首や腰に違和感がある
寝姿勢に合わない寝具は、深い眠りを妨げる大きな要因となります。
6. 当店の快眠サポート ― ねむりの相談所へ
当店では、スリープマスターによる睡眠測定・寝具フィッティング・アドバイスを行っています。
- 寝姿勢や体圧を数値で可視化
- オーダーメイド枕やマットレスをご提案
- 睡眠の悩みをじっくりヒアリング
「寝ても疲れが取れない」「朝起きるのがつらい」そんなお悩みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
【この記事を書いた人】
ねむりの専門店 綿久店主 / スリープマスターエキスパート
“自分史上、最高睡眠”を目指すあなたを、専門家としてサポートします。
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