スリープマスターがおすすめ、冷え性対策

スリープマスターがおすすめ、冷え性対策

あなたの不調の原因は『冷え』かもしれませんよ!

この記事の目次

そもそも「冷え」って?

『寒がり』と『冷え性』は似ているように思いますが、実はまったく違うってご存知ですか?

寒がりは・・・寒さにも敏感な人、身体全体に冷えを感じる。    

冷え性は・・・単なる寒がりとは異なり、冷え症とは「体の特定の部位だけが冷たく、不快に感じられる状態」で、 通常6カ月以上続く場合をいいます

・手・足・膝など身体の一部分に冷えを感じる。
・手足が氷のように冷えて眠れない
・お風呂に入ってもなかなか温まらない。湯冷めしやすい。
・靴下を履かないと眠れない
  などの症状の方が多い方ですが、最近は男性にも増えています。

脳は、体が冷えると、血管を収縮させ、大切な臓器に血液を集中させます。結果、体の末端である手足の血液を中心に集めることで、体を守ろうとして、結果手足の血の巡りが悪くなり、冷たくなるのです。
極論ですが、脳は、手足に血液が行かなくなることよりも、臓器に血液が行かなくなることを優先しているということです。つまり、手足が冷たいといった症状は、脳がカラダの黄色信号を出しているというコトです。
これから寒くなる季節は、特に足先、指先が冷えるなどといった不快な症状が現れます。夏でも、肩やお腹が冷えるという方も増えています。
冷え性の状態が慢性的に続くと、『疲れが取れない』『不眠』『イライラ』『片頭痛』『肩こり』『食欲不振』などの症状となって表れてくるのです。

では、冷え性の対策法は?

一般的に有効と考えられているのは『運動』です。ウォーキングやストレッチ、エアロビ、ホットヨガなどです。また、腹式呼吸や質の高い睡眠も冷え対策には有効と言われています。

食品でいえば、体を温める『陽性食品』と体を冷やす『陰性食品』があります。冷え性の方は、夏野菜は一般的にはからだを冷やすので、食べすぎには注意しましょう。

健康のために野菜を多く摂ることは大切ですが、レタスやキュウリ、トマトは夏野菜。身体を冷やします。

ポイントは『冬に旬を迎える食材』or『寒い地域でとれる食材』

ごぼう・にんじん・レンコン・じゃがいも・玉ねぎ・かぼちゃなど、

その野菜が冷やすものかどうかの目安として、

『地面(地中)の下で育つものか、上で育つものか』で見分けるのも、スーパーで野菜を買うときに覚えておくと便利です。

また、味噌や納豆、しょうゆなどの発酵しているかどうかで見分けるのも良いでしょう。発酵食品はからだを温める効果があります。

また、『入浴』も少し工夫するだけで、湯冷めしずらくなりますし、リラックス効果も高まります。

例えば、毎日の入浴に炭酸泉タブレットなどを使用すると、毛細血管を刺激し、血行を促進します。通常の入浴よりも血の巡りも良くなり、湯冷めもしにくいだけでなく、疲労回復などの効果もあるので、試したことのない人は試す価値ありです。

また、過度なストレスや疲労が重なると、自律神経のバランスが崩れ、これも血行が悪くなる原因。好きなエッセンシャルオイルを数的湯船に垂らし、リラックスしてみてはいかがでしょうか?アロマ

アロマテラピーは直接脳に働きかけ、副交感神経を優位にするので、リラックス効果が高まります。選ぶ際は、『エッセンシャルオイル』を選ぶことです。合成香料などの入ったものもあるので、それは、効果はありませんのでご注意ください。

冷え性の人のための寝具選び

手足が冷たくて、寝付けない、寝つきが悪い、夜中に目が覚める・・・など、冷え性の人にとっては、寒い冬の夜は苦労が絶えませんよね。

冷え性の人が注意する寝具選びのポイント
化繊(ポリエステル・アクリルなど)の毛布やパジャマを使用している。
②綿のふとんをご使用の方で、マメに干していない。

①について…

詳しく➡今よく売られている毛布やパッドの多くは、ほとんどが化繊系の素材なので、使用している人も多いと思います。肌さわりやツヤも良く、比較的安価なこともあって今ではこれがスタンダードと呼んでもいいくらいになってしまいましたが、冷え性でお悩みの方や、眠りの質にこだわりたい方には、おすすめはしません。なぜか?

それは、人は睡眠中に一晩でコップ一杯の汗をかきます。この寝汗を寝具が吸収しないでいると、体温は下がり、湿った汗で寝具やパジャマなどの衣類も冷えて、結果体自体を冷やしてしまう原因となります。

寝汗だけでなく、空気中の湿気を吸い込んだ布団(特に綿の布団)を干さないで使い続けたり、アクリルやポリエステルなどの化繊系の湿気を吸収しない寝具を使うと、余計に体を冷やしてしまうのです。

冷え性の人おすすめする寝具選びのポイント
敷きふとん(敷き寝具)
綿布団をお使いの方は、できる限り毎日干すことが大切。でも、私の住んでいる新潟では冬はほとんど干せないと思うので、ふとん乾燥機を使うと良いでしょう。
ベッドやマットレスをお使いの方は、その上に直接敷けるパッドシーツやパッドを『ウール』系の素材を使うと良いと思います。
毛布
先ほども述べましたが、今出回っている毛布の多くは化繊系(ポリエステルやアクリル)です。しかし、毛布は寒い日には体に一番近くで使いたいアイテムです。その毛布をウールやカシミヤなどの獣毛の素材の毛布は保温性、吸湿性、放湿性、軽さ、どれも優れているので試してください。
衣類(パジャマ)
最近は、パジャマを着る人も減っていると思いますが、寒いからと言って化繊系の素材は肌に直接触れるものなので、寝る間際までは着ていても良いと思いますが、実際に床に就くときには使いわない方がベターです。
また、衣類も毛布も化繊系を使用すると、睡眠中の寝返り等で摩擦が起き静電気を増やす原因になります。まして、冬は乾燥しがちですからなおさらです。素材は、コットン(綿)素材で締め付けの少ないゆったり目のサイズを選びましょう。
毛布の選び方や、寝具の選び方をもっと知りたい方はこちらの記事もおススメです。

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