睡眠不足が認知症の原因に?
2025年6月8日 ブログ― 最新研究でわかった「眠り」と「脳の健康」の深い関係
1. 睡眠不足が脳に与える影響
「最近、物忘れが増えた…」
そんな不安を抱えていませんか?

実は、睡眠不足が認知症の発症リスクを高めるという研究結果が、国内外の大学や研究機関から発表されています。
睡眠の質が悪いと、脳の疲労が蓄積し、神経細胞の働きが低下してしまうのです。
2. 睡眠中に“脳のお掃除”が行われている?
私たちの脳は、日中に情報を処理し、老廃物を発生させます。

その老廃物の代表格が、認知症の原因物質「アミロイドβ」。
このアミロイドβは、深い眠り(ノンレム睡眠)中にしか排出されないことが近年の研究で明らかになっています。
つまり、「眠りが浅い」または「寝つきが悪い」状態が続くと、脳のゴミが溜まり、認知症リスクが上がる可能性があるのです。
3. 睡眠の質が高い人が得られる3つのメリット
質の良い睡眠がとれると、脳にとってこんな効果があります:
- 記憶力の維持(情報の整理・定着)
- 思考力・判断力の安定
- ストレス耐性の向上(メンタルバランス)
これらはすべて、認知症の予防や進行の抑制につながる重要な働きです。
4. 認知症予防のために今日からできる「睡眠習慣」
以下のような習慣を意識することで、睡眠の質を自然に高めることができます。
- 寝る時間と起きる時間を固定する
- 就寝前90分の入浴で体温をコントロールする
- 寝る前のスマホ・テレビを控える
- 自分に合った寝具を使う(体圧分散・通気性・フィット感)
5. 実は「寝具の見直し」が一番早い改善方法?
快眠に大きく関わるのが、「寝姿勢」と「寝具の相性」です。
体型に合わない枕やマットレスを使っていると、深い眠りが妨げられる原因になります。
当店では、お客様の体圧分布や寝姿勢を計測し、スリープマスターが最適な寝具をご提案しています。
自分に合った寝具に変えることで、「夜中に何度も目が覚める」「朝起きると首や腰が痛い」などの悩みが改善されることもあります。
6. まとめ ― 睡眠を整えることが、認知症予防の第一歩
「睡眠=脳のメンテナンス時間」。
だからこそ、毎日の眠りをおろそかにしないことが、10年後・20年後の自分を守ることにつながります。
もし今、睡眠に不安があるなら、寝具から見直してみませんか?
7. 睡眠環境のご相談は「ねむりの相談所 」へ
当店では、
- 専門機器による寝姿勢測定
- スリープマスターによるカウンセリング
- オーダーメイド寝具の提案
など、**地域に根ざした“ねむりの専門店”としてのサポートを行っています。
「今の眠り、これでいいのかな?」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
【この記事を書いた人】
SLEEVA店主 / スリープマスターエキスパート 美内信介
「眠れる社会」をつくるために、今日も一人ひとりの“ねむり”に寄り添っています。
