睡眠に良い食事
2020年3月1日 ブログ睡眠ホルモンを意識した食事
眠ることと同じように、『食べる』ことは毎日のことですよね。どのような食事を摂るかによっても、睡眠に影響を与えることをご存知ですか?
何を食べるかということは、どのような栄養を摂るかということ。
睡眠のための食事とは、睡眠にプラスになる栄養を取り入れるということ。
朝 食 編 キーワード『トリプトファン』
「トリプトファン」? あまり馴染みのない言葉ですが、睡眠にはとても重要な栄養素です。
このトリプトファンが多く含まれる食材を『朝』取り入れることで、夜の睡眠に良い影響を与えることがわかっています。
トリプトファンが多く含まれる食材
・乳製品(ヨーグルト)
・バナナ
・大豆製品(納豆・豆腐・味噌)
・卵
・くるみ
これに、ビタミンB6を合わせると効果的なので、
・海苔
・肉類・魚類
・白米
朝食にこれらの食材をバランス良く取り入れてみてください。
トリプトファンについて
トリプトファンは睡眠ホルモン『メラトニン』を増やすためには必須!
聞き慣れないカタカナが出てきますが、少し整理すると
トリプトファン→(セロトニン)→メラトニン
メラトニンが増えると眠りやすくなる。
このメラトニンは食事から摂取できません。食事から摂ったトリプトファンが(セロトニン)を作り、それが夜になるとセロトニンがメラトニンへと変わります。
さらに、朝食で摂ったトリプトファンは午前中に受けた光の刺激によって(セロトニン)を作るため、朝起きて、太陽光を浴びるということは、体内時計をリセットするだけではない、とても大切な生活習慣と言えます。
睡眠前のスマホやブルーライトについて
食事については、上で挙げた栄養素を参考にしてもらえれば良いのですが、せっかく良い朝食を摂っても、夜寝る前にベッドの中でスマホ・・・
これでは、何も意味がありません。先ほど紹介したメラトニンは強い光を受けると分泌しづらくなることがわかっています。
せめて、眠る1時間前はスマホやパソコンなどみない方が賢明と言えます。
また、入浴も寝る直前に熱いお湯にサッと入って上がるのは良くありません。眠る1〜2時間前に入浴するのが良いでしょうね。