眠りをオーダーメイドしよう!<掛けふとん編>
2018年3月5日 ブログ羽毛ふとんだって、オーダーメイド!?
当店で、掛け布団をお求めになるお客様の90%以上が【羽毛ふとん】をお選びになります。
今や、羽毛布団の普及率は100%を超えるというデータもあります。(一世帯当たりだとおもいますが)
羽毛ふとんの品質の差は
①ダウン(中身)
②側生地(がわ生地)
③キルト(仕立て方)
この3つのポイントで決まってくると言われています。
これは、【品質の差】を比較するときには非常に重要な要素です。
この3つの要素を見比べて、選ぶことは良い羽毛ふとんを選ぶときに
重要なのですが、自分の体質や寝室環境に合っているかどうか?という視点でみると、
もう少し、他の視点が必要になってきます。
【良い羽毛布団が欲しい】≠【自分に合った羽毛ふとんが欲しい】
つまり、
【良い羽毛布団が欲しい】ということと、
【自分に合った、もしくは自分の生活スタイル合った、羽毛布団が欲しい】ということは、
必ずしも、【イコール】にはならないというコトです。
暑がり・寒がり、夫婦でも最適な羽毛布団は違う!?
仮に、ご夫婦で同じ品質・価格・メーカーの羽毛ふとんのシングルサイズを2枚購入したとします。
使い始めてみると、ご主人は布団を掛けても蹴とばすくらい暖かい、反対に奥さんは少し物足りず、真冬は毛布を重ねて寝る。
このようなケースは良く耳にします。
実は、私たち人間が快適に眠るための条件として『寝床内気象』というものがあります。「寝床内気象」(しんしょうないきしょう)と読むのですが、
これは、衣服で例えると、肌着を着たときに、素肌と肌着はぴったりとくっついているわけではなく、わずかな空気の層があります。
これを、人と寝具で考えたときに、寝具と身体の間にも空間ができますよね。この空間の温度と湿度のことを「寝床内気象』と呼びます。
日本睡眠科学研究所によると、私たちが快適な睡眠を手に入れるには、
この「寝床内気象』を 温度33±1℃ 湿度50±5%RHと定めています。
掛けふとんは、料理で言えば、「ふた」に当たるアイテム。
・保温性・吸透湿性・放湿性・かさ高性・フィット性・軽さ
この5つの要素を踏まえ、使う人の体格や体質を考慮した掛け布団が必要になってくるのです。
※枕やマットレスは、睡眠中にかかる負担を減らし、正しい寝姿勢を保ち、寝返りがスムーズになるようなものでなければなりません。
これからは、羽毛布団を単に品質の良しあしだけで選ぶだけではなく、使い人の体質や体格などを考慮した厚みや大きさ。そして、寝室環境を考えた羽毛布団選びをお手伝いしていきたいと考えています。
羽毛布団のラインナップを見直しました
上記の理由から、羽毛ふとんのラインナップを見直しました。(3月1日より店頭の羽毛布団ラインナップを変更しました)
ここが、店内奥の体感コーナーの一部です。色合いも、シンプルな寝室に合うよう、落ち着いたトーンです。
羽毛ふとんの厚みも
- ①薄手300g
- ②中厚700g
- ③厚手1200g
を基本に、大きさ、長さ、充填料もご希望に合わせてオーダーメイドできます。
また、今お使いの羽毛ふとんのサイズ変更や薄く作り直したいなどのリフォーム(仕立て直し)も承っていますので、お気軽にご相談ください。