ビジネスパーソンの睡眠不足と20兆円の損失
2025年9月22日 ブログ
睡眠不足が企業に与える影響
日本では、睡眠不足による経済損失が 年間約20兆円 に達すると言われています。
この損失は、単なる個人の健康問題にとどまらず、社会全体の生産性を大きく下げています。
勤務形態と睡眠の質
調査によると、勤務形態によって睡眠の満足度に差がありました。
- 固定時間制:比較的高い満足度
- 裁量労働制・テレワーク:中間層
- フレックスタイム制:最も低い満足度
フレックスは自由度が高い分、自己管理が難しく、睡眠リズムを乱す人が多い結果となりました。
睡眠不足によるミスTOP5
睡眠不足が原因で「仕事のミスをしたことがある」と答えた人は全体の43%。
- やるべきことを忘れる
- 入力ミスや書き間違い
- 作業や操作ミス
- 仕事中の居眠り
- 聞き間違い
これらは個人の問題であると同時に、企業の損失に直結します。
💡スリープマスター美内信介のおすすめ実践ポイント
- 昼休みに15分の仮眠を取り入れる
→ 午後の集中力が段違いに変わります。 - 就寝時間を「アラーム」で固定する
→ 起床アラームだけでなく「寝るアラーム」を設定するのがコツ。 - 週末の寝だめは2時間以内に抑える
→ リズムの乱れを防ぎ、月曜のだるさを減らせます。
まとめ
睡眠不足は「個人の怠慢」ではなく「社会的損失」です。
企業が健康経営を進める中で、睡眠改善は欠かせない要素といえます。
👉 最終回は「睡眠は社会課題」という視点で締めくくります。
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