ベッドフレームの選び方|通気性・高さ・素材で変わる“眠りの質”と夏の快適性

2025年8月1日 ブログ
ベッドフレームの選び方|通気性・高さ・素材で変わる“眠りの質”と夏の快適性

「ベッドフレームって、どれを選んでも同じじゃないの?」
そんなふうに感じている方も多いかもしれません。

でも実は、フレームの種類や素材によって、寝心地や睡眠環境が大きく左右されるのです。

特に夏場は通気性の悪いベッドが原因で、蒸れて目が覚める・寝苦しいという声が増えます。

この記事では、スリープマスターの視点から、次の3点に注目してベッドフレームの選び方を解説します:

  • ベッドフレームの「通気性」はなぜ重要か?
  • 「高さ」は寝起き・掃除・部屋の印象に影響する
  • 木製?アイアン?素材ごとの特徴と相性

新生活や買い替えを検討中の方、そして「最近ベッドがムレる」と感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。

1. 夏場に差が出る!ベッドフレームの通気性とは?

スノコ板 or 板張り?底板の構造をチェック

ベッドフレームの通気性を決めるのは、「マットレスを支える底板の構造」です。

  • スノコタイプ:板と板の間に隙間があり、空気が通りやすい。夏におすすめ。
  • 全面板張り:見た目はスッキリするが、湿気がこもりやすく注意。

高反発・ウレタン系マットレスを使っている方は、湿気が抜けにくいため、スノコ構造のフレームとの相性が非常に良いです。

湿気対策は「ベッドの下」にこそ注意

床に直接マットレスを敷く「直置き」は、夏場の結露やカビの原因になりやすく、おすすめはできません。※除湿シートを合わせて使うことを推奨。

風通しの良いベッドフレームに変えるだけで、マットレスの寿命や衛生状態が改善することもあります。

2. フレームの高さ=快適さと安全性を左右する

理想の高さは「ひざ下〜ひざ上」

ベッドの高さは、起き上がるときの負担に大きく関わります。

  • 高すぎると:足が地面につかず不安定。転倒リスクあり。
  • 低すぎると:腰を深くかがめる必要があり、腰痛や膝痛の原因に。

理想は「ご自身のひざの高さと同じくらい」の座面。
マットレスの厚みも含めて総合的に考えましょう。

お掃除ロボが入る?収納できる?

最近では、「ベッドの下にお掃除ロボットが通るか?」「収納スペースとして使えるか?」も大きな選定ポイントです。

高さ15cm以上あるフレームなら、ほとんどのロボット掃除機が通過可能。
高さ+実用性のバランスを考えましょう。

3. フレーム素材による違いと選び方

木製フレーム:ナチュラル・調湿性◎

もっともポピュラーなのが木製フレーム。
自然素材ならではの調湿効果や温かみがあり、インテリアともなじみやすいのが魅力。

スノコ構造とも相性が良く、夏でも湿気がこもりにくい設計が多いです。

アイアン・スチールフレーム:軽量・通気性○

デザイン性や軽さを重視するなら金属製も候補になります。

ただし、冷感が強く結露しやすい・軋み音が出やすいというデメリットもあるため、寝室の湿度・音の問題に敏感な方は要注意。

布張り・ファブリックフレーム:見た目◎、でも通気性△

海外風のベッドルームを好む方に人気ですが、通気性・衛生面では劣る傾向があります。

ファブリックタイプを選ぶ場合は、定期的な清掃や湿気管理を意識しましょう。

4. 夏の快眠には「フレーム×マットレス」の相性がカギ

いくら良いマットレスを選んでも、通気性の悪いフレームを使っていれば効果は半減します。

特に夏場は、

  • ウレタンマットレス+スノコフレーム=湿気が抜けやすく快適
  • ボンネルコイル+板張り=熱がこもりやすく寝苦しい

といったように、素材同士の相性で「眠りやすさ」が大きく変わります。

5. どのタイプが自分に合う?迷ったら相談を

「寝苦しい原因がベッドだったなんて思わなかった…」
そんな声を、私たちは毎年夏にたくさん伺います。

「枕やマットレスは見直しても、ベッドフレームはノータッチだった」
という方こそ、一度体験してみる価値があります。

当店では、実際に寝て試せるベッドフレームとマットレスの組み合わせをご用意しています。

見た目だけでなく、通気性・硬さ・寝心地・高さすべてをプロが一緒にチェックしながら、最適な提案を行います。


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