羽毛ふとんのリフォーム、そろそろ必要?中身の片寄り・ニオイ・ふくらみが戻らない方へ
2025年7月25日
「長年使っている羽毛ふとん、最近ボリュームがなくなってきた…」
「干してもふっくら戻らない」「なんとなくニオイが気になる」
そんなお悩みを感じたことはありませんか?
それ、もしかすると羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)のサインかもしれません。
この記事では、羽毛ふとん専門のスリープマスターが、次の内容をわかりやすく解説します:
- 羽毛ふとんを買い替えるか、リフォームするかの判断基準
- 中身の片寄り・ニオイ・ふくらみが戻らない原因
- リフォームに最適なタイミングと費用感
「捨てるにはもったいない…」そんなお気持ちの方にこそ、読んでいただきたい内容です。
この記事の目次
1. 羽毛ふとんのリフォームとは?
リフォームとは、今お使いの羽毛ふとんの中身(羽毛)を取り出して洗浄し、新しい側生地で作り直すサービスのことです。新品を買い直すよりもコストを抑えながら、品質を蘇らせることができるのが最大の魅力です。
「母からもらった羽毛布団を大切に使い続けたい」
「気に入っていた軽さや暖かさを復活させたい」
そんな方に、特に選ばれている方法です。
2. リフォームすべきサインはこの3つ
以下の症状が出てきたら、羽毛ふとんのリフォームを検討するサインです。
① ふくらみが戻らない・ペタンコになってきた
干してもボリュームが戻らない場合、羽毛が傷んでいる・粉状になっている可能性があります。
これは経年劣化でよく起こる現象で、洗濯や湿気で羽毛が細かく砕けてしまっている状態です。
② 羽毛の片寄り・冷たい部分がある
寝ているときに「肩が寒い」「足元だけ薄い」などを感じる場合は、中の羽毛が移動してしまっている証拠です。
長年の使用でキルト(縫い目)が緩んでいたり、生地が傷んで羽毛が動きやすくなっている場合もあります。
③ ニオイが気になる・変色している
独特のにおいや黄ばみ、汗ジミが気になる場合は、羽毛そのものに汚れや脂分が残っている可能性があります。
このような状態は、表面だけの洗濯では取れないため、中身から洗浄できる「リフォーム」が有効です。
3. リフォームと買い替え、どちらを選ぶべき?
判断のポイントは、中の羽毛の質と量がまだ使えるかどうかです。
羽毛の種類(ダウン率・産地)、重量(1.0kg〜1.3kg)、劣化の程度によっては、
- 洗って復活する=リフォーム向き
- 中の羽毛が粉状・再利用不可=買い替えを推奨
自分で判断するのは難しいので、専門店で羽毛を確認してもらうのが一番確実です。
4. 羽毛ふとんリフォームの費用と納期は?
費用は使う生地やボリュームによって異なりますが、おおよそ2万円台〜5万円台が目安です。
例えば:
- シングル/通常キルト/中羽毛洗浄込み:約27,500円〜
- 二層式/高級生地仕上げ:約44,000円〜
納期はお預かりから2〜4週間程度。夏〜秋がピークのため、お早めのご依頼がおすすめです。
また、羽毛ふとんのリフォームも様々なメーカーが取り組んでおりますので、こちらの記事もさんこうにしてください。「西川㈱と昭和西川㈱のリフォームの違い」
5. 秋の値上がり前に「早めのリフォーム相談」を
近年、羽毛原料価格や側生地のコストが高騰しています。
そのため、リフォーム価格も秋冬にかけて値上がりの可能性が高いと言われています。
今のうちにご相談・お見積もりをしておくことで、
- お得な価格でのリフォームが可能
- 寒くなる前に納品完了
- 店頭混雑を避けてじっくり選べる
など、メリットが大きくなります。
6. 無料診断・お見積もりだけでも大歓迎です
当店「ねむりの相談所」では、羽毛ふとんの中身を目の前で確認しながら、リフォームの可否を無料でご案内しています。
その場で無理に申し込む必要はありません。
状態を知るだけでも、今後の選択が安心になります。
「これはリフォームできる?」「買い替えるべき?」など、まずはお気軽にご相談ください。
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