「十分に寝てる」は思い込み?スリープマスターが解説する“体感”と“現実”のズレ
2025年7月11日「自分は寝不足じゃない」と思っている方へ。
もしかすると、その“感覚”は思い込みかもしれません。
この記事の目次
筑波大学の研究が明かす、「寝てるのに睡眠不足」の実態
2025年1月、筑波大学・柳沢正史教授(オレキシンの発見者)が発表した研究結果では、「十分に寝ている」と答えた人の約45%が、実際には睡眠不足だったことが明らかになりました。
この研究では、自宅で脳波を測定できる「インソムノグラフ」という機器を使用し、421人・1490晩分のデータを分析。以下のような結果が得られました。
- 「十分寝ている」と回答した人の 45% が睡眠不足の兆候あり
- 「不眠」と回答した人の 66% は客観的には睡眠に問題なし
- 「睡眠に満足」と答えた人の 40% は睡眠時無呼吸の可能性あり
なぜ自己評価と実際の睡眠にはズレがあるのか?
スリープマスターとして日々接客していても、「寝ているはずなのに疲れが取れない」という声は非常に多くあります。その理由は次の通りです。
寝つきの良さ=良質な睡眠ではない
すぐ寝られても、深いノンレム睡眠が足りていなければ脳や体は回復しません。
無意識の中途覚醒が多い
睡眠中の覚醒や無呼吸は、本人が気づかないケースが多く、疲れの蓄積原因になります。
休日に寝だめしている
平日との睡眠時間の差が大きい人は、慢性的な睡眠負債を抱えている可能性が高いです。
睡眠改善には「感覚」ではなく「計測と対話」
柳沢教授も「客観的に睡眠の質と量を測ることが重要」と述べています。私たち「ねむりの相談所」でも、感覚や思い込みではなく、次のステップで睡眠を見直しています。
① 自分の睡眠習慣を可視化
就寝・起床時間、眠気の出方、昼間の集中力などをヒアリングや記録で見直します。
② 枕・マットレスの状態を数値で確認
体型や寝姿勢に合っているかどうかを、フィッティング機器を使って科学的にチェック。
③ プロによるアドバイス
市販の人気商品=自分に合う、とは限りません。プロ視点のアドバイスが安心材料になります。
「もしかして自分も?」と思った方へ
以下のような悩みがある方は、一度無料で相談してみませんか?
- 朝起きたときにスッキリしない
- 寝ているのに日中眠い
- 週末に長く寝ないと疲れが取れない
- 寝具を何度買い替えても満足できない
「ねむりの相談所」は、“眠れるようにする”ことを大切にしています。
無理な営業や勧誘は一切ありませんので、安心してご相談ください。
まとめ:眠りのプロが伝えたいこと
「眠れているつもり」が一番危険です。
睡眠は、感じるものではなく測るもの。
体感だけでなく、客観的な視点から見直すことで、ようやく本当の改善が始まります。
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