新潟も梅雨入り|ジメジメ不快な夜を快適に眠る10の方法
2025年6月13日
ブログ ―延べ39,000人超の“眠り”と向き合ってきたプロが伝えたいこと―
この記事の目次
- 1 はじめに
- 2 ① シーツやパッドの通気性を見直す|タグの素材表記を必ず確認
- 3 ② パジャマは吸湿性の高い素材に
- 4 ③ 除湿機&サーキュレーターを正しく配置する
- 5 ④ 枕カバーの菌はトイレ並!?こまめな洗濯を
- 6 ⑤ クール系寝具の落とし穴|「冷たい=快適」とは限らない
- 7 ⑥ スノコ敷きっぱなしはNG|除湿シートと併用を
- 8 ⑦ 入浴で“体温コントロール”が眠りを変える
- 9 ⑧ エアコンは温湿度計とセットで使うべし
- 10 ⑨ 敷き布団・マットレスの正しい干し方
- 11 ⑩ アロマの使い方3選|香りが“眠りのスイッチ”に
- 12 おわりに|“1つだけ”でも始めれば、眠りは変わる
- 13 \眠りに関するお悩み、LINEで相談できます/
- 14 著者プロフィール
はじめに
こんにちは。「眠りの相談所®」を運営している、寝具専門店綿久7代目の美内信介です。
これまで 25年間、延べ39,000人以上のお客様の眠りの悩みに寄り添ってきました。
ジメジメと寝苦しい梅雨の季節、
「夜中に何度も目が覚める」「朝起きても疲れが取れない」――
そんな声を、この時期になると毎年のようにお聞きします。
でも、安心してください。
眠りの質は「気合い」ではなく、「環境」と「ちょっとした選び方の違い」で確実に変わります。
この記事では、現場で培ってきたプロの視点から、梅雨を快適に乗り切る10の具体策をお伝えします。
「なるほど、これならできそう」「ちょっと試してみたい」と思えるヒントを詰め込みました。
もし読み進める中で、わからないことや「自分に合う選び方」が気になったら、
記事の最後にあるLINE相談から、いつでもお気軽に声をかけてくださいね。
① シーツやパッドの通気性を見直す|タグの素材表記を必ず確認
寝具で最もムレやすいのは、肌に直接触れるシーツやパッド部分です。
多くの方が価格や肌ざわりで選びますが、それだけでは通気性・吸湿性に大きな差が出ます。
✅ 次にシーツを買うときは「素材表示タグ」を必ずチェック。
肌に触れる部分が天然繊維かどうか、それだけでも快適さは変わります。
「綿100%と思っていたのに、実はポリエステル混だった…」という声も少なくありません。
② パジャマは吸湿性の高い素材に
寝汗が不快になるのは、吸湿性が足りないから。
おすすめは綿100%やダブルガーゼ素材のパジャマです。
✅ 今夜から「綿100%」または「ガーゼ素材」のパジャマに変えてみましょう。
「何を着るか」も眠りの一部です。
③ 除湿機&サーキュレーターを正しく配置する
風の流れをつくり、部屋全体の湿度を下げるのがポイントです。
✅ 寝る前に「除湿機はドア付近」「サーキュレーターは天井向き」にセットするだけで、空気の流れが変わります。
④ 枕カバーの菌はトイレ並!?こまめな洗濯を
ある研究では、未洗濯の枕カバーにはトイレの便座と同レベルの細菌数が…
顔や頭皮が直接触れる場所こそ、清潔が重要です。
✅ 枕カバーをもう1枚用意して、“3日に1回交換”を始めてみましょう。
「肌の調子がよくなった」という声も届いています。
⑤ クール系寝具の落とし穴|「冷たい=快適」とは限らない
よくある「ひんやり素材」の寝具は、表面が冷たいだけでムレやすい場合も。
大切なのは放湿性・通気性です。
✅ 「冷たさ」より「ムレにくさ・乾きやすさ」で選びましょう。
⑥ スノコ敷きっぱなしはNG|除湿シートと併用を
スノコも通気できなければ、カビの原因になります。
✅ スノコ+除湿シート+週1立てかけ干しで快適に保ちましょう。
⑦ 入浴で“体温コントロール”が眠りを変える
寝る1〜2時間前に15分湯船に浸かることで、体温が自然に下がり、眠気が促されます。
✅ 今夜は湯船に浸かって、「お風呂が睡眠のスイッチになる」感覚を試してみてください。
⑧ エアコンは温湿度計とセットで使うべし
タイマーは逆効果。夜中に暑くなって目が覚める原因に。
✅ 温湿度計で「見える化」し、朝まで除湿モードを保ちましょう。
⑨ 敷き布団・マットレスの正しい干し方
「干せない日」でも、できることがあります。
✅ 毎朝の「立てかけ」+除湿機で湿気を防ぎ、寝具を長持ちさせましょう。
⑩ アロマの使い方3選|香りが“眠りのスイッチ”に
おすすめシーン:
- 寝る30分前にディフューザーで
- 枕元にアロマストーンやティッシュに1滴
- お風呂に2〜3滴(精油のみ)
✅ 今夜は「ラベンダー1滴」から始めてみてください。
香りで気分を整えることは、自分を大切にする第一歩です。
おわりに|“1つだけ”でも始めれば、眠りは変わる
全部を完璧にやる必要はありません。
「これならできそう」なことを1つだけ、今日から始めてみてください。
眠りの質が変われば、翌日の自分が変わります。
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著者プロフィール
美内 信介(みうち しんすけ)
新潟県燕市「眠りの専門店 綿久」7代目店主。
寝具業界歴25年、延べ39,000人以上の眠りの悩みに対応。
睡眠学・寝具知識をもとに、セミナー・ラジオ出演・YouTube発信で“ねむりの文化”を広めている。