春の寒暖差疲労からの・・・『春バテ対策』と 『花粉症対策』
2025年3月20日 ブログ
今日は春分の日、私の住む新潟の夜はまだまだ寒い日が続くのに、日中は暖かくなり寒暖差疲労が出やすい時期です。
私たちの体は、皮膚表面に近い血管を拡げたり、縮めたりして、体温を一定に保っています。これは『自律神経の働き』によるもの。昼間は暖かい、夜は気温が下がり、日によっても気温差が激しい日が続くと、私たちの自律神経の体温調整機能がフル回転します。

これにより、自律神経がオーバーワークし『寒暖差疲労』と呼ばれる症状が現れるのです。
【春バテ対策】
★対策1 就寝30分前に首の後ろを温めてみる!
首のうしろを蒸しタオルや市販のグッズを使って温めましょう。首の後ろには血管や神経が多く集まっているので、ここの血流が悪く、コリがあると自律神経のバランスが乱れます。

また、デスクワークやスマホの使い過ぎで首の後ろの血行が悪い人も多く、肩こりや首のこりの原因にもなります。
★対策2 目を温める
目には動眼神経と呼ばれる副交感神経を含んだ神経があり、蒸しタオルなどで温めるだけで、副交感神経が優位になります。
【花粉症対策】
「寝るときに鼻が詰まって寝付けない」「朝起きかけに鼻水やくしゃみが止まらない」と悩みの多い花粉症。

食事を摂るタイミングがアレルギー反応に影響することが、最近の研究で分かってきました。
★対策1 体内時計から花粉症対策を考える
「食事摂取のタイミングは、アレルギー反応の強さが出やすい時間帯を変化させる因子のひとつ」という山梨大学の論文があるそうです。不規則な食事は、体内時計のリズムを変え、結果アレルギー反応の出方も変わってしまい、本来アレルギー症状の出にくい日中でも症状が強くなることがわかっています。
つまり、食事の時間を固定することが大切。
★対策2 アロマの活用
特に、「ユーカリ」「ペパーミント」が有効。アロマに使用されるエッセンシャルオイルとは、自然の植物である花や葉っぱ、樹皮などの液体のことで、香り成分が凝縮されています。

その香りによって花粉症の症状である鼻詰まり、くしゃみ、頭痛が緩和されるといわれており、自然療法の1つです。
使用法としては、マスクの外側に軽くスプレーをし、オイルと肌が触れないようにしてください。
また、家庭ではマグカップにお湯を張り、その中にエッセンシャルオイルを2~3滴垂らします。エッセンシャルオイルの香りが立ち込め、自然と蒸気吸入が可能です。
入浴中に使うなら、お湯を張った浴槽にエッセンシャルオイルを3~5滴混ぜて湯船に入ります。
「たかが香り・・・」と思うかもしれませんが、鼻水やくしゃみを緩和したり、アレルギーの症状を緩和したりと花粉症によるストレスやイライラを軽減してくれます。
まだ、試したことの無い人はぜひ試してみて!
お店でも、いろいろ取り揃えておりますよ。