ベッドのダブルサイズを購入する前に知っておいて欲しいこと!

2021年3月20日 ブログ寝具のお役立ち情報
ベッドのダブルサイズを購入する前に知っておいて欲しいこと!

すでにダブルサイズで寝ている人も多いかと思いますので初めに断っておきます。

ここで紹介する内容は、私自身【眠りの専門店】としてお客様の実際の寝具事情を見たり聞いたりする中で感じていること、また、私自身の実体験も踏まえてご紹介しています。

ここで紹介する内容は、

これから【新築】【結婚】【リフォーム】で新しく寝具やベッドを購入する人にとっては知っておいて損にならない内容かと思います。

ぜひ、最後までお付き合いください。

ダブルサイズを買ってはいけない3つの理由

理由① 二人で寝ると【寝返り】がしにくい!

ダブルサイズと聞いて、多くの方が「二人で寝るサイズ」と認識されるのではないでしょうか?

ダブルベッドの横幅のサイズ知っていますか?

 

横幅「140cm」です。

 

ちなみに、既製品のまくらの横幅は約60cm。

寝返りを重視したオーダー枕などは「70cm」あります。

つまり、ちょうどまくらを2個並べて、ピッタリなサイズが「ダブルサイズ」ということですね。

一見、何も問題がなさそうに見えますが、、、大いに問題ありです!

人は、睡眠中に約20~30回寝返りを打つと言われています。そのスムーズな寝返りが打てるかどうかが睡眠の質の影響を与えます。

つまり、ダブルサイズで二人で寝るということは、自分の寝返りのスペースが「70cm」ということです。

ダブルサイズに二人で寝る=シングルより狭いスペースで寝ることになります。

しかも、掛け布団もダブルサイズで使用することが多く、二人が寝返りを打つタイミングや方向も違えば、掛け布団を引っ張りあったり、二人の間に大きな隙間を生み出して、冬に寒い思いをすることになります。

※実際、私も経験してきました。

また、ベッドに入るタイミングも二人がいつも一緒というわけではありません。

先に寝ているパートナーを「起こさないように」気を使ったりするのも、たまにはいいでしょうが、毎日だとちょっとストレスですよね。。。

夫婦2人ならまだしも、子供と3人で寝ることを想像してみてください!

2人でダブルサイズに寝ることを考えてみると、睡眠の質という観点からみれば、サイズというだけで、いろいろ睡眠の質を低下させる要素がたくさんあることがわかります。

さらに、子供がここに加われば、確実に夫婦の寝返りができるスペースがなくなります。

多くの場合は、夫が別室で寝ることになったり、同じ部屋でも、夫用にシングルの布団などが必要になったりするはずです。

理由② 手入れが大変で、カバーやシーツの種類が少ない

ダブルサイズを二人で使用する場合、カバーやシーツは1枚で良いので便利な点もありますよね。

でも、1点1点が大きいため、洗濯のしにくさい、扱いにくさが否めません。

サイズが大きい分、乾きにくいのも忙しい主婦目線から言えば、煩わしいですよね。

また、一般的に販売されているカバーやシーツの多くは「シングルサイズ」がほとんどで、気に入ったデザインや色があっても、シングルサイズしかないなんてことも多々あります。

理由③ 2人が共に、満足する硬さの寝心地になりにくい

これは、他店で「ダブルサイズ」のベッドを買って、「オーダー枕」を買いにくる方に多いんですが、夫婦二人の体格や好みが全く同じいう場合はほとんどありません。

一般的に男性は女性よりも筋肉量が多く、体も直線的。

女性は、丸みが多い傾向があります。

そして、「固い方が腰に良い」とか、「海外のホテルで実績がある」とか、様々なうたい文句で販売されているマットが多く、使う人、

一人ひとりに合ったマットレス選びという観点で選ぶ人が少ない気がします。

結果、ダブルサイズのベッドを買った後、男性は満足していても、女性が「固すぎる」「寝返りが打ちにくい」といって、

ダブルベッドで2人で寝るようになったら、

眠りが浅くなった。

疲れが取れなくなった。

朝起きると、首や腰がつらい。

 

という悩みでご来店される方がとても多いんです。

以上が、当店が「ダブルサイズをおすすめしない理由」です。

快眠のためには「シングル✖️2」or 「セミダブル×1・シングル×1」or「セミダブル×2」がベストマッチ

 

もちろん、寝室のスペースの問題で、『シングル2枚を置くと他のスペースがない」ということもあるので、絶対にダブルサイズがダメだというコトではありません。

ただ、睡眠の質という観点からみると、やはり

【シングル×2台】

【セミダブル×1台・シングル×1台】

【セミダブル×2台】

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マットレスにはサイズだけではなく、硬さや機能などさまざま。

製品カタログに掲載しているような情報は、ネット検索で見つかるかもしれませんが、

実際の寝心地やフィット感・硬さ・寝返りのしやすさ・横向き寝のフィット感など、実際に体感することで得られる情報の方が何倍にもなります。

当店でも、「敷き布団やマットレス選び」に関する相談も多く、じっくりお試しになれます。

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