Bリーグ・新潟アルビレックスBB睡眠セミナーを開催

2020年9月18日 ブログ
Bリーグ・新潟アルビレックスBB睡眠セミナーを開催

Bリーグ・新潟アルビレックスBBを睡眠からサポート

睡眠リテラシーを高め、パフォーマンスを高める

8月24日、アオーレ長岡にて新潟アルビレックスBB、バスケットボール選手向けに【睡眠セミナー】を開催しました。

【睡眠リテラシーを高め、パフォーマンスを高める】をテーマに開催させていただきました。

当社は、Bリーグ発足時より【睡眠サポートカンパニー】として選手たちへ西川のAiRポータブルマット・クッション・ピローなどサプライヤー提供させていただいております。

今回は、その睡眠サポートの一環として【睡眠セミナー】を開催。

今年は20代の若い選手も増えメンバーも一新されました。若い選手にとって【睡眠】の重要性がどれだけ伝わるか心配でしたが、少しでもコンディショニングに役立ててくれたら嬉しいですね。

 

今、当社では企業や団体など、従業員向けの睡眠改善プログラムを用意しております。

こういったセミナー形式など、ご希望に合わせた提案が可能ですので、『従業員のメンタルヘルス向上のために』『働く社員の健康管理の為に』とお考えのオーナー様やリーダーの方はこちらでも詳しく紹介しております。

『企業向け睡眠改善プログラム』についてはこちら。

 

眠りのチカラで、社会に貢献する

これが私たちのミッションです。

人が生きていくうえで欠かせない【食】に【食育】があるように、今後は睡眠教育の一環として【眠育(みんいく)】が新しい価値観として定着するためにも、こういった活動はこれからも続けていくつもりです。

アスリートの睡眠事情

今や日本人の平均睡眠時間は世界でワースト1位!

7時間22分と言われています。

味の素ナショナルトレーニングセンターを利用するアスリートたち110名の平均睡眠時間は

8時間4分 日本人の平均睡眠時間よりも30分以上も長いと言われています。

また、『体調管理において重要なこと』として『しっかり眠ること』と答えたアスリートは全体の84.5%にもなります。

『睡眠負債』について

数年前に、流行語大賞にもノミネートされ一度は耳にしたことがある人も多いはず。睡眠の『借金』のようなもの。

睡眠負債とは、『少しずつの睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼす状態』のこと。
ちなみに、6時間の睡眠を2週間続けていると、2日間の徹夜をしている状態に近いともいわれています。
※米国ペンシルバニア大学などVan Dongen HP.et al Sleep(2003)より改変
充分な睡眠が得られないと、様々な生活習慣病リスクが高くなることが分かっています。
 
パフォーマンスの低下・集中力/注意力/免疫力の低下・生活習慣病・認知症・がん・うつ病など

睡眠中は、脳内のゴミを捨てる時間

睡眠中は、身体の疲労やストレスの軽減など様々なことを行いますが、記憶の整理や定着も睡眠をしっかりとることで強化されます。

つまり、学習や記憶の観点からも睡眠時間を削ることは、決して望ましくないと言えます。

昼寝を含め、子供の理想的な睡眠時間は以下の通り。入園準備のお昼寝布団

米国睡眠医学会によると、、、

3歳~5歳:1日10~13時間
6歳~12歳:9~12時間
13歳~18歳:8~10時間
 
 
 
睡眠中に脳を活発に使うほど、アミロイドβやたんぱく質の老廃物が蓄積されますが、これは睡眠中に特に活性化していることがわかっています。
起きている時よりも、4~10倍脳は活発に行われます。

アルツハイマー病を『睡眠』で予防?

私、43歳です。実は、子供の睡眠時間も少なくなっていますが、40代の約半数が『6時間未満の睡眠』という現状だそうです。『国民・栄養調査(平成29年、厚労省)

睡眠時間が少なかったり、睡眠の質が悪い状態が続くと、脳の働きが低下するのですが、最近の研究で 『認知症の発症リスクを高める』ことも明らかになっているそうです。

43歳の私にとってアルツハイマーなんて全然意識していませんが、アルツハイマー病の原因物質として考えられているのが『アミロイドB』なんですって!

この脳内のゴミである『アミロイドβ』がしっかり排出されないと、アミロイドBが塊になり、神経細胞が破壊され、記憶障害などの症状を引き起こすのではないかということです。

しかも40代以降にこのアミロイドBが蓄積しやすくなるそうです。

40歳以降の私たち世代にとって『睡眠の質と時間』は将来の健康に影響を及ぼすのですね。

トッププロチームやアスリートも睡眠の優先順位を見直している?

世界で活躍した日本人アスリートと言えば?

私は、パッと思い浮かぶのは『イチロー』です。

皆さん様々な選手が思い浮かぶかと思いますが、イチローの睡眠時間は『8時間』だそうですよ。

イチローの書籍『夢をつかむ イチロー262のメッセージ』には、最も気を付けていることは寝ることですともあるそうです。

レブロン・ジェームズ(バスケ) 12時間

ウサイン・ボルト(陸上) 10時間

フェデラー(テニス) 12時間

名だたるスーパースターは長く寝ているのですね。。。

また、メジャーリーグ・ボストンレッドソックスやNBAゴールデンステート・ウォリアーズのホームには選手が昼寝を行う専用スペースも完備しているともいわれています。

私たちは、アスリートではありませんが、やはり睡眠と体調管理は密接な関係があるのは間違いなさそうですね。

いつもよりも『1時間』長く寝てみませんか?

私の家族は、妻と中2、小5、小2、年長の6人家族。学校が終わると、塾やスポーツチームへの練習の送り迎え、帰ってきたら9時を過ぎることなんてしょっちゅうです。

これでは、子供たちの睡眠時間が減るのは当たり前なわけです。子供たちを早く寝かしつけることも大切ですが、私たち親もいつもよりも早く寝れるルーティーンが大切かと思っています。

仕事や家事を早めに片付けて、睡眠時間にしわ寄せが来ないようにしなければなりません。

つまり、『睡眠』の優先順位を最優先にするということ。

『睡眠』は、あなたの生活の優先順位で何番目ですか?

仕事、家事、プライベート、ゲームなどなど、1日の24時間をどう割り当てるかはその人次第です。

私は、最近『いつもよりも1時間長く寝る』ことを意識しています。特に意識していないと、夜は12~1時頃寝て、朝は7時頃起きるという、約7時間前後の睡眠時間を確保しています。これでも決して少ない方ではないと思いますが、最近は8時間を意識して、早めに寝ることを意識しています。

実際、こんな生活を意識すると、日中の疲れ方が結構変わってます。

興味のある人は、ぜひ、まずは1週間チャレンジしてみませんか?